「えっ、これパスタなの?」家族も驚く、キッチンで起こる魔法の正体

今日はどうしてもラーメンが食べたい!でも、冷蔵庫には中華麺がない…。
そんな経験ありませんか?
我が家は麺類が大好きで、パスタやざるうどんなどの麺類がよく食卓に出てきます。
いつでも食べられるようにパスタやうどんの乾麺をストックしていますが、中華麺はおいていません。
ですが、キッチンの片隅にある「魔法の粉」を使えば、パスタやうどんの乾麺をまるでお店のような「もちもちの中華麺」に変身させることができちゃうんです。
この方法を知っていればわざわざ中華麺をストックする必要はありません。
その魔法の粉の正体は、掃除でおなじみの「重曹」です。

重曹をいれたお湯で乾麺を茹でるだけで、あら不思議!
初めてパスタでこの方法を試したとき、私はその変貌ぶりに思わず笑ってしまいました。
普通に売っている乾麺のパスタなのに、茹でている時から中華麺の香りが!
一口食べると鼻に抜ける香りは完全に「中華麺」。食感もパスタとは思えないプリプリとしたコシがあります。
醤油スープにも、濃厚な家系スープにも、驚くほどマッチしました。
「どうして重曹を入れるだけでラーメンになるの?」
「失敗しないための黄金比は?」
「掃除用の重曹でも大丈夫?」
今回は、私が実際に生活に取り入れている「重曹×乾麺」の活用術を徹底解説します。
これを知っておけば、急にラーメンが食べたくなっても怖くありません。
今日からあなたのキッチンで、魔法のクッキングを始めてみませんか?
なぜ重曹で「中華麺」になるの?
パスタと中華麺は、どちらも同じ「小麦粉」という粉からできていますが、中華麺にはパスタには入っていない「かんすい」という特別な水が入っています。
「かんすい」はアルカリ性の性質を持っています。
小麦に含まれる成分はアルカリ性と反応すると次のような反応が起こります。
「黄色」にかわる(色素の反応)
小麦粉には、もともと「フラボノイド色素」という成分が含まれています。フラボノイドは通常無色ですが、アルカリ性にふれると黄色に発色し、中華麺特有の色になります。
「コシ」が強くなる(タンパク質の変化)
小麦粉に含まれるタンパク質「グルテン」にアルカリが作用し、グルテンの網目構造をぎゅっと引き締めて、より強く、弾力のある状態にします。
中華麺がプリっとしているのはこのおかげです。
「独特の香り」が生まれる
小麦粉に含まれているタンパク質はもともと「アミノ酸」でできています。
アルカリ性はアミノ酸を刺激して分解を助ける働きがあり、アミノ酸が変化することで中華麺特有の「香り」となる物質が作られます。
「重曹」は弱アルカリで、お湯に入れることで「かんすい」とよく似た性質を発揮します。
これがパスタを重曹で茹でると中華麺に変身する理由です。
実践!「魔法のゆで方」ガイド
準備するもの

- お好みの乾麺(パスタやうどん)
- 水 適量
- 重曹(大さじ1/水1Lに対して)
- 塩 少々
うどんやそうめんなどは乾麺自体に塩が使われていることもあるため、その場合は塩を入れて茹でなくても大丈夫です!
反対にパスタは塩茹ですることが前提の乾麺なので、茹でる際にお湯に塩を入れたほうが美味しくなります。
手順
①大きめの鍋にお湯を沸かし、塩と重曹を入れる。
重曹を入れた瞬間、すぐにシュワシュワと泡がたちます!

②乾麺を入れ、表示時間より1〜2分長めにゆでる。
重曹を入れたお湯は沸騰しやすくなります。吹きこぼれに注意してください!
③ゆであがったら、しっかりお湯を切り、流水でヌメリをとるようによく揉み洗いします。
ヌメリをとって冷水でしめた方がプリっとした食感が強くなります!
乾麺別おすすめの食べ方
乾麺といっても、うどんやパスタなど種類が豊富です。
乾麺の種類別におすすめの食べ方をお伝えします。
- そうめん(細麺) ➡ 醤油ラーメン、塩ラーメン、豚骨ラーメン
- パスタ(中太麺) ➡ 味噌ラーメン、焼きそば
- うどん(太麺) ➡ つけ麺、まぜそば
我が家では、太めの中華麺をつけ麺にして食べるのがお気に入りです。

スーパーでつけ麺専用の中華麺を探してみると、チルドで売っていることが多いです。
すぐ食べる場合はチルド麺でもいいですが、長期間のストックには向きません。
その点、乾麺は賞味期限が長く、いつでも常温でストックしておくことができるので、作りたいときにいつでも食べることができるのが便利なポイントです。
知っておきたい「使用上の注意」
「食用品」の重曹を選ぶ

パッケージの「食品添加物」という表記を確認すること。
食品添加物であるイコール不純物が少なく、純度が高いということです。「食品衛生法」に基づき、食品を作るための清潔な工場・設備で製造されていますし、口に入れても安全なレベルまで精製されています。
反対に、掃除用で販売されている重曹は食用ではないことがあるため、購入の際は注意が必要です。
アルミ鍋は絶対NG
重曹とアルミが反応して、鍋が真っ黒に変色してしまいます。ステンレスやホーロー鍋を使用して調理してください。
吹きこぼれに注意

重曹を入れると非常に泡立ちやすいため、深めの鍋を使い、目を離さないようにしてください。吹きこぼれそうなときは弱火にするなど火加減で調整します。
温度を下げるために差し水をすると重曹の成分が薄まってしまうためおすすめはしません。
重曹入れすぎ厳禁
重曹が多すぎると、苦味や独特の「石鹸のような臭い」が出てしまいます。
茹で上がり後にいくら流水で洗っても苦味や臭いは取れないので気を付けましょう!
まとめ:重曹はキッチンの最強ストック
お掃除のイメージが強い「重曹」ですが、実はキッチンにあるだけで料理の幅がグンと広がる、まさに魔法の粉。乾麺をストックしておけば、いつでも本格的な「もちもち麺」を楽しむことができます。
一度この「もちもち食感」と「独特の香り」を体験してしまうと、もう普通のゆで方には戻れなくなるかもしれません。
科学の不思議をおいしく体験できる重曹活用術。ぜひ、今日のランチや夕食から取り入れてみてください。


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